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食道・胃・腸の病気

 

逆流性食道炎

胃酸が食道に逆流することで食道の粘膜に炎症がおきた状態です。代表的な症状として「胸やけ」や「呑酸(すっぱいものがこみ上げる)」、「ゲップが頻繁に出る」「のどの異物感」などがあり、中年以降に多く発症し特に高齢女性の場合は重症化することがあります。診断は問診と内視鏡検査で行われます。普段から暴飲暴食を避け、食後すぐに横になったりせずおなかを締め付けないように注意して胃酸の逆流を防ぎましょう。

食道がん

食道がんは喫煙と飲酒が大きなリスクとなっています。特にフラッシング反応(お酒を飲むとすぐ顔が赤くなる)の人は、そのリスクが数十倍にもなるといわれています。初期には症状が出にくく、「のどのつかえ感」や「飲み込みにくさ」という症状が現れた時には進行している事の多い病気ですのでリスクの高い方は定期的な内視鏡検査が欠かせません。当院で使用している内視鏡システムでは光デジタルによる画像強調観察を用いる事で小さな食道がんも判別がつきやすくなっています。

胃十二指腸潰瘍

05e49b72c9d94daf9308e5f5b185802d_s胃や十二指腸に炎症が起きて粘膜がえぐれた状態を潰瘍といいます。その原因はピロリ菌感染や痛み止め(非ステロイド性抗炎症薬)の服用、ストレスやアルコール・喫煙などと言われています。主な症状は空腹時に強いみぞおちの痛みや、そこからの出血による吐血や黒色便(血液が胃酸によって酸化変色したもの)などです。内視鏡検査で状態を確認して診断します。ピロリ菌感染の有無についても是非調べておきましょう。

ヘリコバクターピロリ菌感染症

ピロリ菌はウレアーゼという酵素をもち、自分のまわりの胃酸を中和して胃の中に住む細菌です。60歳代以上の方の7割以上に感染していると言われており、ピロリ菌感染により胃・十二指腸潰瘍、胃がん、胃過形成性ポリープなどを引き起こすと言われています。ピロリ菌感染の有無は内視鏡を用いる方法(迅速ウレアーゼ法・鏡検法)と用いない方法(尿素呼気テスト・血中抗体価・便中抗原法)で調べることができます。もしピロリ菌感染が確認されたとしても内服(3種類の飲み薬を1週間服用)で簡単に治療する事ができますので、特に当該世代の方には是非検査をお勧めします。

胃がん

278814胃がんは日本人に特に多いとされるがんで、以前はがんによる死亡原因のトップでした。最近こそ検診の普及とピロリ菌除菌によって3位となっておりますが、胃がんになる人の数(罹患数)は人口高齢化の影響で非常に増えています。またこれまではピロリ菌感染由来の胃がんがほとんどでしたが、今後は『食道胃接合部癌』や『ピロリ菌未感染/除菌後胃がん』といったがんが増加傾向にあります。
これらの胃がんは早期では病変部の凹凸や色のちがいとして認識される事が多いため、その発見には検診などのバリウムだけでなく内視鏡検査を定期的に受けることが大切です。当院ではそういった微細な血管や粘膜の表面もリアルに再現できる高画質ハイビジョンを搭載した内視鏡システムを採用しております。

炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎など)

炎症性腸疾患は潰瘍性大腸炎(以下UC)、クローン病(以下CD)などの総称です。UC/CDいずれも若い方に発症する事が多い原因不明の病気で、国の難病に指定されています。その患者数は増加の一途をたどっており、近年はUCにおいては中高年発症例も多く認められるようになり、稀な病気ではなくなりました。
主な症状は下痢や腹痛・血便・発熱などでこれらの症状は持続または繰り返すため、適切な診断と治療によって症状が落ち着いても長期にわたって消化器病専門医による定期的かつ慎重な経過観察が必要です。

大腸がん

03cf9e5aac52e206f00aa8881c393d1d_s大腸がんも胃がん同様に増加しており、2015年の統計では患者数は13万人以上、男女合計ですべてのがんの中で1位となっています。この背景には、高齢化と食生活の欧米化が関わっています。高齢になればがん患者さんが増えるのは当然ですが、食事や生活習慣も大きな影響を与えており、特におなかに過剰に蓄積した内臓脂肪は大腸がんの発生につながると考えられています。
大腸がんは早期発見できれば予後の良い病気なので、便潜血検査で陽性になったり便秘などの症状がある場合は、放置せず内視鏡検査を受けて大腸がんが隠れていないか確認することをお勧めします。『大腸カメラ』というと敬遠してしまう方の多い検査の一つですが、当院では極力負担や不安を軽減するように心がけております。

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